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坂道の先を、すごい人たちがひしめいて歩いている

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余韻と余塵の収まるのを待って、2月27日(日)、西新宿ハーモニックホールで開催された、NPOアコースティックギターローカルネットワーク(戦うオヤジの応援団)主催「第6回 西新宿アコースティック ファミリーコンサート  遠藤賢司・大塚まさじ“伝えたい! 歌の持つ力”」の模様報告であります。

長時間膝を曲げていられないので、ゆったり+1,000円2席分確保の高速バスで、4時間ちょっとのバス移動は、読書と居眠り三昧で快適。
心配された天気の崩れもなく、8時田出発、12時過ぎ新宿西口到着でありました。
すでに何度かうかがったハーモニーホール、迷わず歩いて直行。
受付は1時開始ですから、それまで外のベンチで待機。
何しろ、当日最高気温19度の首都であります。
トイレを借りて1枚脱ぎ去ってもまだ暑いっ。外が快適でありました。

時間と共に、顔見知りのNPOメンバーの方も集まって参ります。
どうもどうもとやっている内に、開演時間。
最初にオープニングアクトでは、NPO10周年と言うこともあり、事務局長・山下さんがステージをつとめました。
事務局長が唄ったのは、若くしてそれぞれガンでなくなってしまった二人のメンバーの曲でありました。
活動の様子やお人柄、病の経緯などは対照的でしたが、局長の口から語られる生き様を聞いた上での演奏、かなりしみこみました。
NPOの存在意義にも通じる感動。
音楽を通してつながった、自分だけじゃないという連帯感が、この集まりの芯です。
コンサート後には、改めてメンバーでその余韻を分かち合った次第です。
メンバーじゃない人のつぶやきを読んでも、この演奏への好意的な書き込みがありました。
真摯な表現は、胸を打ちます。

本ちゃんは、まず大塚さんの演奏。
去年、「のんび荘」の40人ほどを前にしたときとまったく変わらない、柔らかで包容力のある演奏と語り。
特に関西人のサービス精神は、MCににじみ出て、会場の人々をくすぐっています。
相変わらず全面に「唄うことが好き」という笑顔があって、ゆとりと安心感を感じさせてくれますね。
続いての遠藤賢司さんの演奏は、まったく対照的な激しさと前衛性とげとげの、でありながら完熟も感じさせる不思議なライブです。
3本のギターとピアノをとっかえひっかえ、懐かしい曲から最近の唄まで、全力血まみれパフォーマンス。
NPOのneco姐さんに言わせると、
「だってね、死んじゃうんじゃないかと思ったよ。きっと1曲ごとにそれでもいいと思って演奏してるんだと思う。 」
っていうステージ。
そうなんです。悲壮感の中にも、「ああ、これで逝っちゃっても、彼は満足なんだろうな」と思わせる充実感があるんです。
なんて、「これで満足できるかな」を聞きながら思いましたね。
すさまじい、無秩序なくらいの激しいストロークなのですが、唄もギターも、まったくリズムを外さない衝撃的なくらいのテクニック!
それでいて危なげで、ガラス細工のように美しく繊細な、静謐な狂気のようなピアノの唄。
最後の見得を切るパフォーマンス、ライブ後の穏和で静かな人柄。
自分自身は一言も会話はしませんでしたが、まだまだ余熱が腹の中に残っているパフォーマンス、アーティストでありました。
そのエンケンさんを目指してきたらしい多くのファンが、また対照的な大塚さんに魅了されたというコメントをあちこちに書いているのも面白いですね。
その通り、お二人同士も表現方法は違っていても互いに尊敬し合っているのが見えて、まさに「戦うオヤジの応援団」主催にふさわしいイベントでした。
60才と64才。坂道の先を、すごい人たちがひしめいてまだまだ歩いているのです。

さあさあ、お楽しみはまだこれから。
コンサートのあとは恒例の打ち上げです。
自分は、撤収作業の間に近くの格安ホテルにチェックインを済ませ、素早く再び会場へ。
ちなみにこのホテル、インターネット予約で朝食付き5,400円! 駅からも近いし以後の定宿ですね。
カプセルホテルなんて、二度とごめん。

居酒屋の打ち上げには、スタッフ一同と、エンケンさん、大塚さんのお二人もいらしてくれたので大盛り上がりでした。
20名以上はいましたね。
ライブハウス「F」のマスターが、まるで我が店のように仕切ってくれるのです。
「F」は個性的な店で、オーディションもしっかりしていて、我が「スリーフィンガーズ」も時々出演するとか。
一度うかがってみたいものです。
昼ライブなので、打ち上げが終わってもまだ宵の口です。
遠方の方はこれで帰還せざるを得ないのですが、けじめの付けられないわれわれ同様のお父さん8人が、更に盛り上がろうと新宿へ繰り出します。
連れて行かれたのが、いわゆる「小便横丁」と言われている路地の店。
引率者は劇団「東京乾電池」メンバーの綾田俊樹さんであります。拍手~。
NHK「坂の上の雲」では、桂首相を演じておられまーす。
その綾田さん、大塚さん、以下NPOのSSさん、なかちゃん、ムーミンさん、熱しさんにやまさん、アーンドわし。
焼き鳥屋さんの3階で、切れ目なく新宿駅を出入りする、田舎者には見当も付かないとりどりの列車を見ながら、「ディラン」の話し、大塚さんデビューのいきさつ、乾電池のおいたち、芸能裏話から音楽談義等々、終電まで大いに盛り上がったのでありました。

実は、エンケンさんも大塚さんも、わざわざ東京まで往復8時間もかけて行かなくても、充分近くで出会える人です。
あえて出かけるのは、それが「戦うオヤジの応援団」主催だから。
行きのバスの中では、まだどこかに面倒くささが匂っています。
しかし、こうやって行ってくると、ライブそのものの余熱、メンバーとの交流の余韻、会話の残滓などなど、行ってこなければ得られなかったものが溢れています。
5月にもビッグなゲストが予定されています。
自分としては、集客に余裕があれば見送りますが、もし興味のある方は、ぜひにも参加してみて頂きたいイベントです。
そして、是非日程に余裕も持って、ちょっと図々しいかなと思っても、打ち上げに参加して頂きたいですね。
オクタン価の高いエネルギーが手に入りますよ。
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非公開コメント

No title

うー、こうなると行かなかったのが悔やまれます。

でもでも、確定申告だった終わったんですよ。
それなりに、日曜日やることやってたんだから(>_<)....残念!

実はねぇ~

行きたかったわけですよ。
けど、だいぶ前から27日には予定が入っていて・・・。
ただ、今回は見合わせて正解だったわたし自身の体調でした。
つまり次ぎの機会を待て、との掲示だったのではないか、と。
ふっふっふっふっふ←不気味な笑い

心待ちにしていたレポート、ありがと!

Re: No title

おおきに!さん、そりゃもう縁の問題ですから、致し方もなし、ですよ。
また次の機会がございます。
次は5月ですー。

Re: 実はねぇ~

おお、なんだなんだ、この「おぼえておけよ」的不気味な笑いっ。
こ、こわいよーー。
縁の問題なので、次回はまた導きもあろうかと。
プロフィール

中山(界屋)昭

Author:中山(界屋)昭
南信州辺境在住のシンガーソングイラストレーターであります。
イラストレーターはプロですが、シンガーソングは趣味です。

イラストは[届く、伝わる、よくわかる]がモットー。
明るくて清潔で、はっきりとしたタッチが好きです。

日本イラストレーション協会 JILLA会員 No:50
お仕事はこちらから。
http://www6.plala.or.jp/sakaiya/


音楽は、アコースティックギター・ミュージックなら何でも好きですが、特にラグタイム&カントリーブルースがお気に入り。
ギターの師匠は中川イサトさんですっ。
Ry Cooder、Bruce Cockburn、高田渡と武蔵野周辺、有山じゅんじの浪速周辺といったあたりが大好物です。
音楽指針は「ライブは宴会,歌は酒の肴だ!」。
いつも楽しく前向きな音を出しています。

NPO「アコースティックギターローカルネットワーク(戦うオヤジの応援団)」正会員。
片道2時間ぐらいでしたら、ほいほい出かけて演奏してます。

動物はあまねく好きですが、特に猫とカエルと蜘蛛が好きです。
乗り物はプロペラヒコーキがお気に入り。複葉機から単葉機への過渡期とか、いいですねっ。

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