伊豆の伊東に、龍神の隠し子か天狗の妾かと疑われる、最低半径50kmの天候をタナゴコロに乗せて操るかと思えば、一分に満たない開花の高遠の桜を、園内徘徊中に強引に八分咲きにさせてしまうというような、強烈な何かをまとった姐さんがいます。
近年、艱難辛苦をくぐり、更にその力は研鑽されております。
さて、その姐さんは別荘地のような伊東の山間にまします。
風光はともかく、インフラが心許ない。
特に最近は枯渇気味の地下水を憂えておったのであります。
さあ、そこへふらふらとやって来た台風9号。
気楽に太平洋高気圧を遠目に、日本海を北上しようかな、なんてぼんやり思っていたのでしょう。
海水温も高くて、体調もばっちりです。
と、そこで突然感じる東からの強烈な念波っ。
「おいで、おいで」と優しげに差し招く声。
優しげではありながら、拒絶を許さない強力なパワーに、台風「マーロウ」ちゃんは、ついふらふらと敦賀湾に脚をかけ、上陸してしまいました。
気象庁もびっくりの、不可解不自然、過去に類のない突発行動ですが、そんな理由があったのですねっ。
あまり力が強くないので、高い山を迂回して目指すは伊豆伊東。けなげ~。
途中信州飯田をまたいでいきました。
無理なコースが祟って、とうとう熱帯低気圧になりましたが、伊東の姐さんとしては適度な雨が欲しいだけで、暴風雨は無用。
なので、そこは織り込み済みです。
かくして伊豆に恵みの雨を振りまいて抜け殻となった「マーロウ」ちゃんは、目の焦点もうつろにいまだ太平洋を徘徊中。
哀れっ。

20年近く前につとめていた、ローカルタウン情報誌編集社の元同僚のおばちゃんから、電話があった。
お互い下の名前を知らない。
そんな程度の元同僚。
なので、お袋が電話口に出たけど話がかみ合わない。
お袋「えー? だれです? 昭吾ですか?」
元同僚「えーと、えーと、多分そうです」
お袋「3年前に死にました」
元同僚「ええーっっっ!?」

夕べのことでした。
さて、行って参ります。
http://hfj2010.hamazo.tv/
参加者全員がスタッフ、というこのイベント、明日7時には現地集合です。
3時間半の彼方なので、深夜移動になりますが、それを敬遠して本日夕方移動、現地車中泊予定。
暑いぞ~、浜松の夜は~。
そして多分明日は、今年最後の猛暑日だぞ~。
しかも最終12日は、雨かもしれない。
過酷なイベントになるかも。
でも、11日夜は、全国から集まった100人もの同じ趣味の人たちとの大宴会。
例の伊東の姐さんも来てくださいます。
磐田のtamaさんや、下栗でお世話になった平野さんも来場予定。
さて、今度またどれだけ知り合い、お友達が増えましょうか。
それがたのしくて、悪目立ちといわれ、町内会のひんしゅくを買いながらの遠征です。
へへーんだっ。

ではっ。
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